青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

⑥の前に小休止「おとなとこども」


      

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娘5歳が、夫になぞなぞを出していた。 



娘「じゃあ次の なぞなぞ ね!
 “ さいしょは せいたかノッポ 、はたらけば はたらくほど ちいさくなるもの ” な~んだ☆」 


夫 「お年寄り!」

娘「ぶっぶー! えんぴつでした☆ 」 

私「・・・・・」





3年前の、娘と夫のやりとり。
例のFacebookの、「あなたの○年前の今日の投稿」というようなシステムで
今朝のチェックでいちばんに目に入ってきて、娘とふたりで
「まぁ、ちがうとも云えないけども」と苦笑いしました( ´,_ゝ`)


夫と娘のやり取りは、今もそんなには変わっていません。




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ある小学校の学級崩壊⑤「自分ができること」ー担任が原因で不登校3名、行き渋り多発、抗うつ剤処方、摂食障害



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      ⬆娘が昨年(小学2年)描いた 学校でのサツマイモ調理の時の絵。
       真ん中が娘、両側に友達と私(母)。





  Facebookで「あなたの過去の投稿」として
  私の4年前の投稿を見ることができた


『わたしたちも、自分の気持ちを表現する勇気、たった一人でも表現する勇気、それに対して逆風があっても それが自分の中の愛に基づく気持ちであるならば、かわらず表現する勇気を持ち続けたいと思います☆
 
ひとつの意見にみんなが同意して頷いていても、じぶんのハートの中に違うものがあったなら、無理に同意しなくていい。
そのことを表現していい。

それが、ちまたでいう「スピリチュアルな選択とは違うよ、焦点をそういうのに当てるとだめなんだよ、穏やかで光りで愛でやさしく・・・そういうものとは違うよ君のそれは。」
といわれても思われてもいい。

そして、もちろん、自分の中になにも感じなければ、みんなの同意しているものに同意してもいい。
ただ、そのときそのとき、じぶんの真実を選びつづけることをしてゆきたい。

 
違和感をいやがって、目をそらし、対峙することを避けると、心の中に罪悪感が生まれるから。
違和感をたどってゆき、対峙する。そうやっていたら、最近私は自分がものすごく好きになった。驚くほどすきなった。~ 』



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 ハッとした。
4年前の、わたしの思いと言葉に。


いま取り組んでいる 娘の学校の 件の担任のこと、
それに対して自分がとった行動、泣いて過ごしていた子ども達と親御さん達、
反対に担任を擁護する保護者との関係、
学校側や教育委員会におさえこまれてきていること、
頭をかかえる毎日、
私と、被害がでている児童の保護者と、担任を擁護する保護者との関係

心が揺れて、
実はそんなに大したことはないのかな、担任を擁護する保護者の言うように、このままでいいのかな、担任が原因で例えば不登校が1クラスに2人いても3人になっても、これぐらい普通なのかな、
って、自分が渦に流されて行くような感じ、

いや、
立ち上がったあの時の気持ちを思い出せ。
娘の目の光を思い出せ。

自分も、ほかの人も、何を信じてもいい
何を選んでも、何に同意してもかまわない
ただ、わたしは今このときに、思うことを
できることを、信じることを やろう。



 4年前の自分に、
  励まされた (´;ω;`) ジワ


  ブックマーク🔖や、いいね☆で
  メッセージやお気持ちを、ありがとうございます (*´▽`*)
   



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        ⬆家庭内(自発的)捨て猫(ФωФ)



ある小学校の学級崩壊④「保護者集会は何のためだったのか」ー担任が原因で不登校3名、行き渋り多発、抗うつ剤処方、摂食障害





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      ⬆虹鱒を釣りに釣り堀。娘8歳は、小さいのと、
        35㎝サイズで、釣果2でした☆





  学校側とのことや、不登校だった児童のことや、
  新たに、夏休み明けに不登校寸前になってる児童がいたことや
  
  学校側が今回の件に対する対応策・再発防止策として始めたことが
  結局は後手後手の 火消しみたいな内容であるのに、
「これでどうです!完全対応ではありませんか?」的な態度で来てることや
  
  結局は、不登校になって毎日毎日泣いたり格闘したりの、よほどに
  しんどい状況の保護者だけが、4~5人(+私)動いている状態になり
  学校側の思うつぼな感じになってきていることや

  だけど、実はいくらかの潜在的不登校児童が、毎日を綱渡りのように耐えて
  ぐらぐらと綱のうえにいることや(うちの娘も)

  なのに校長も教頭も保護者も、子ども達以外は、子ども達が恐れる担任の
  本当の姿がまったく見えないでいること

  たった一人の、若い女性の先生を除いては。

  彼女は、T T 担当(担任とともに、算数の時間だけ各クラスで算数を教えている)
  子ども達が言うには、担任の度を越えた「指導」が一番酷かった一学期に
  彼女は同じ教室内ですべてを見て聞いている。


  同じ教室にいながら、その度を越えた長時間の叱責という指導を
  身を潜めて見て聞いている。
  
  教室にいるのに、あの先生は何も言わないんだよ!
  と、子ども達は言う。


  たぶん、真実を知っているただ一人の大人。貴重な存在だ。

  そうそう、法務省の人権相談に連絡をしました。メールで。
  
電話だと、聞いている方がすぐには理解できなかったり、混乱するかも
  知れないと思い直して。

  担当者から電話連絡あり、特に、児童に
  自分で自分の頭を 強く音がするまで殴らせた、という件に体罰・虐待が 
  当てはまる、という内容を言われました。

  法務局の関与を希望する、と気持ちが固まったら連絡してください、
  すぐに通じるように 地域の法務局にこの件の内容を送っておきます。
  
  と担当者が配慮してくれました。

  今回の件で言うところ、「法務局の関与」は 『注意・勧告・要請、状況の改善を要求』
  に、なるようです。
  
  その前に、八戸市教育委員会青森県教育委員会などに、保護者側からの改善要望書で
  要求した「文書にて保護者に提示」を、意味不明な理屈で文書にしなかった件で
  疑問をもっていることを問うた方が良いとのこと。

  意味不明な理屈とは、

  「文書にすると、見た人・読んだ人によって違う解釈をして誤解が生じるから。」
  「ここにこうして皆さん集まって聞いておられるわけだから、活字にしなくても
  皆、記憶しているから大丈夫。」
  「今回の保護者会の内容や対策案内容などは、こうして、隣にいる教頭が今、一生懸命メモしているから大丈夫。」


  わたしは、「記憶ですか?(;´д`)  記憶が最も誤解がないと言うのですか?」
  と校長に質問し、相当に食い下がりましたが、校長は口許をこわばらせながら
  記憶がいちばん、と言いつづけ、次第にしどろもどろになり始め
  最終的に校長は
  「教育委員会から、文書にはしないで、口頭でと言われているから」と言いました。

  そして断固として文書にしない姿勢を貫いていました。


  実質、保護者側から要望した対策のうち、実施されたのは 見回りだけとなっています。
  校長が日に三度、見回りをして、教室を見学するのだそうですが
  子ども達は

  「校長先生が来ると天国、なんだけど、いなくなると地獄」
(⬆毎日、子どもに激しい裏表を体験させてしまい、見回りは逆に悪教育になってるような)

  「担任の先生は、大声しなくなったけど、一学期と変わってない」
(⬆どういう意味だろう)

  「まだ今も、TTの先生がいても長く怒って、誰々が泣いてる」
(⬆担任本人は、何が問題なのか理解できてないのかも知れない)

  「大声ださないけど、顔とか目がものすごく恐い、おっかない」
(⬆周囲にさとられないためか。複数の児童が報告している)
  
  「先生に責められた言葉が何回も何回も浮かんできて、イライラしてキーってなる」
(⬆うちの娘。先生のことを早く忘れたいからと、部屋の中の整理をして要らないものを捨てたい、と、棄てるものを探している。
  学校にいきたくない、と先週から何気ない感じを装い言い始めた。
  帰宅したとき表情が冴えない。帰ってくるなり抱きついてくる。キーキーして暴れる)

  毎朝、お腹がゆるくなる子が他にも出ているとのこと。

  不登校だった女の子は、大体登校できるようになっているが月曜はまだ時々欠席している。
  うちの子と、明日は遊ぼうね、と約束して、お互いにその日は
  頑張って登校している。

  不登校だった男の子は、休むことは少なくなっているが、お昼前や二時間目など
  登校時間はまだ不安定。

  不登校寸前の男の子は、なんとか登校していが毎朝登校前は大変だということ。
  登校時間は不安定。

  付き添い必要だったり、持病悪化や精神不安だった子たちも登校はできている。
  が、最近は、担任に対する反感が表情にでてきているという。

  命に関わるとか道徳的にとか、そういうわけでもないようなことで
  8歳や9歳の児童に、一方的に長時間において追究するような
  厳しい叱責を続けて追い詰めるのは
  やめてほしい。


  何度も言いましたが
  理由や場合が、その度を越えた叱責に見合ってない。
  子ども達が、恐怖で支配されて、自由にものごとに取り組めなくなっている。
  誰かに正しい何かを指示されないと、できなくなっている。
  そんな指導をしておいて、急に
  「さぁ!みなさん!じぶんの意見を自由にどんどん言ってください」
  とか、授業参観で言われても、そりゃお通夜のような空気が教室に流れるのは当然ですよ。


  普段は穏やかで静かなお母さんが、学校に電話して苦情を言わずにいられない
  我が子をそのままにしておけない
  うちの子は学校で何をされてるんだろう
  
  
  学校のなかには、逆に、先生がつぎつぎ変わってしまう学校があるそうです。
  児童がかなり手強いのだそうです。
  今の担任は、前回はその学校にいたとの話なので、もしかしたら
  なめられまい、と奮闘格闘したのが、みに染み付いたのでしょうか。


  教育現場は、たしかに相当に大変と思います。
  しかし、泣きながら、お腹をこわしながら、親は仕事もできなくなり
  毎日子どもと格闘して泣いて、そんな風に小学校生活を送ってほしくない

  中学になったら、嫌でも直面するんです。
  小学生の時ぐらい、走って笑って大声だして、過ごしてほしいです。
 私がそうとうの田舎ものだから、そんなこと思うんでしょうか

  小学生の時だって沢山悩みや、しんどいこともあったけど
  転校した学校で、顔の特長からへんなあだ名つけられて辛かったり、
  なかなか友達できず、一緒に遊んだり帰ったりする子もいなかったり
  だけど...


  わたしの時代は「昔」だからだろうか。
  田舎だからだろうか。
  それとも、ほかの保護者の言うように、子どもが少なく、甘やかして育ててるからだろうか。
  もっともっと厳しく教育するべきなんだろうか。
  
  そこ、紙一重なのだけどね。

  
  だらだらと、うまくまとめられずに書いてきましたが、こんな様な感じです。



  今週の水曜日は、小学校が半日で、娘が早く帰宅しました。
  宿題やリコーダーの練習などを終わらせてから、ふたりでお話し作りをしました。

  前日、お風呂場で私が、お話し作りをしたのですが、気に入ったようで、
  続きをすることにしました。

  お話しを作りながら、その内容を絵にして行きました。
  絵に時間がかかると、お話しも間延びして、発想が止まるので
  一つの絵は大体30~60秒で描いてゆきました。



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  うちの3びきの猫のお話しです☆



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  ミケちゃんがつとめる町のカフェ☕から始まります😸



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  今回は、眼鏡屋のクロがおすすめした眼鏡が、だんだん気に入って買ってもらえるようになってきたところと


  ミケが町のギャラリーで、手づくり洋服の個展をひらくことになり、チラシをくばる

  この辺りまでお話しが進みました。


  ふたりで絵を描いたり色をぬったりしつつ
  お話しを進行させて、台詞を言いあいながら遊びました✨ 


  

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  先週の、ウルスラ学院でのバザーで
  カウンセリングルームがミニ箱庭体験していたので参加
  ⬆娘8歳、はじめての本物っぽい箱庭

  カウンセラーの女性に
  「この中で、じぶんはどれだろうね」
  と話しかけられた娘は、あからさまに「はぁ?( ´Д`)」という顔をして
  まったく考えてもなかったことだったため、質問の意味もわからず

  (どういう意味?私が立つならどこに?って意味かな)と、猫の隣を指差したら
  「あ!じぶんは猫ちゃんなんだね(*´∀`)」
  とカウンセラーさんに言われ、仕方なく頷いた、とか(笑)

  ま、そんなもんですな( ´,_ゝ`)☆



  こちらは、朝晩、ストーブをたいています。
  かなり秋が深まってきました。
  青森には金木犀がないので、金木犀が恋しいです。

  2年前ぐらいに、娘の同級生のママさんに、
  「この学校、金木犀ないんだね」と言ったら、
  「キンモクセイって何?」と聞かれてしまい、はじめて寒い地方には
  金木犀がないと知りました。

  夫に聞いたら、金木犀はちょっとは知ってるけど、と言うので、匂いのことを聞いたら
  「金木犀の匂いのケシゴムで嗅いだことある」
      (゚Д゚;)エー!

  もう12年。秋になると
  金木犀のオレンジの絨毯や、あの匂いを探してしまいます。



  
  

ある小学校の学級崩壊③「もし自分が逆の立場だったら」ー担任が原因で不登校3名、行き渋り多発、抗うつ剤処方、摂食障害



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「 もしじぶんが、反対の立場だったら どうか 」



  ⬇ 以前の投稿  なんとなく






  9月21日の、学校側主催の保護者集会は「無事」終了しました。


  最近、学校関連の行事が近づいたり、学校にかかわる作業があると
  お腹をくだすようになってきてしまい、○露丸飲んでばかりです(;´д`)

  じぶんから始めたようなモノなのに、自分の弱さを実感する日々。


  
  昨日は、娘の通う小学校のバザー(兼 授業参観)でした。
  
  いつにも増して、担任の口角があがり、高らかな声が「さわやかに」
  教室に響いていました。
  
  子ども達も、教室の後ろに立っている親たちを、嬉しそうに振り返り見ながら
  今日ばかりは「絶対に」担任の先生は怒ったり責めてきたりはしないのを
  わかっているから、発言もできたり、授業は順調にすすんでいました。


  本当に、まったく、わるくない。
  担任の先生はまったく、子ども達が報告してくるような恐ろしい面を
  微塵も感じさせない、見せない。
  なのに、実際、子ども達は不登校になり、通学困難になったり、
  行き渋りや、不眠、精神不安になっている。


  担任は時々、わたしと目が合う。
  なにかを確認するような、こちらの目の奥の「自分への評価の位置」を
  たしかめるように。

  不登校寸前になっている子の親御さんは、この日、担任にしきりに
  追いかけられていた。
  「ちょっとお話しいいですか?」と、何度も話しかけられているとのこと。

  不登校寸前のため、担任が早いうちに対処したいのだろう。
  親御さんのほうは逃げていた。
  本気では児童のことを考えていないのが、あきらかに見えるからだと。


  そして私は同じクラスの、担任から責められてもいないし泣かされてもいない児童の
  親御さんと話す機会があり、うっかり喧嘩寸前になってしまった。
  
  彼女は言う。

  「担任は子ども達のためにすごく一生懸命、頑張ってくれている」
  「今の子どもは弱い。もっと厳しくするべき。うちは相当きびしくしている」
  「がんばってはいるだろうけど、不登校や行き渋りの子どもも親も、
  もっともっと自分達が努力すべき」

  「人はそんなに変わらないから、担任は努力してるから、ゆっくり見てあげて
  時々校長と話し合い、少しずつ担任の改善を見てあげて、そうしているうちに
  新学年になるから、そうしたら担任も違う先生になるから、そうなったらもう
  大丈夫でしょ」
  「わたしは関わりたくない」

  と。

  不登校や行き渋りで、毎日1日1日、1分1分が、どんなに苦しく辛い状態になっているか
  何事もない人たちの毎日とどんなに一日が違うか。

  
  朝、学校に行かそうと、叱ったりもしてきたし、あまりのことになだめたり
  なぐさめたり、話をきいたり、これまでの5ヶ月の間、様々頑張ってきたのを私は
  聞いてるから、親御さん達が泣くのを見てきたから、我慢ならなかった。

  彼女が言うのは分からなくない。

  歩みより、お互い理解をすすめ、和解して、改善。

  わかる。わかるけど。



  昨日、帰宅して数時間後。
  ふと娘に聞いてみた。

  今日の授業参観の授業は、いつもと同じ?いつもあんな感じ?

  「違うよ。ぜんぜん違うよ。先生の顔も、言葉も言い方も違うよ。」

  「目がカッと開いてて、口がものすごい への字みたいで、喋るときは
  半分の月が横になって、下が平らで上が への字みたいになって、笑わない」

  と、娘。

  あの常に口角が上がった表情は、意識して「努力」しての状態なのか。

  大体、人というのは裏表あるし、外部の人には良い表面を見せるものだけど
  だけど


  同じクラスの子は、
  「お母さん!いつも授業参観みたいだと思ったでしょ?いつもはぜんぜん違うからね」
  と言われた、と親御さんが言っていた。


  普通、子どもでも、授業参観の時は、先生は親に向けた余所行きな態度をすることは
  わかっている。
  わたしも、子どものとき、特に疑問にするでもなく、わかっていることだった。

  それは、自分の親もそうだし、わざわざ問題にするようなものと感じてなかった。
  
  
  よっぽど、違うんだろうか。いまの担任は。
  最近は警戒して、大声はあまり出さなくなったらしいが、相変わらす
  叱責していて授業時間が終わってしまうことがまだあるようだ。

  担任が じぶんを見るだけで、怯えて萎縮しているような子は
  昨日の授業参観にもいた。


  親が見る限り、担任はまったく落ち度がなく、良い先生であり、感じも良い。
  昨日もやはりそう思えた。

  なのに、子ども達は、どんどん精神面が衰弱したり不登校や行き渋りになり
  先生がおっかない、あの先生おかしい、怖い、と言って泣く。


  例の、担任を擁護する保護者は、
  「学校にこれるようになってきてるんでしょ?良くなってきたんだよね」
  「だんだん担任にも馴れてくるんだよ。先生も努力してるから、進歩だよ」

  と、言っているが、ここまで来たのは、私たち(その保護者は最初の保護者会に不参加)
  が、動いたからであって、私たちが努力したからであって、子どもが
  頑張ったからであって、担任のお陰ではない。


  関わるのを拒否して、親や子どもからの聞き取りもしないで、何も知らないままで
  よくそんなことを、
  と、学校の廊下でうっかり大のオトナが喧嘩するところだった。

  途中できづいて、話を変えたりしてみたか、相手はすぐに話を戻してきて
  担任をやめさせるのはよくない、とか、親も子どもももっと努力しろだとか。
  
  どんなに現状をつたえても疑って、そこまでになってるなんて話きいてない、と
  こちらが把握している現状さえ聞かない。


  あげく
「そんな簡単に先生変えてたら、これからも嫌な先生にあたったら、そのたびに 嫌だから変えちゃえっ!てなるよ」と彼女。

  これにはほんとうに、本音を言うと、ハラワタ煮えるって感じでした。


  私は「そんな風にならないよ。こんな、よっぽど酷い先生そんなにいない」と返答したのですが。

  よっぽど じゃなければ 誰が、保護者全員にコツコツ電話して説明してまわったり、
  頭下げたり、要望書作成したり、保護者会開いたり、担任や校長を相手に 
  こんなシンドイことするんだ!? 

  簡単にだれでも やれて、楽に担任を変えられるとでも思っているのか?
  と腹が立って。

  実態も見ず、調べず、行動も取り組みもしないから、簡単に
  こんな頭の中の安易な想像を、口にする。



  この彼女が、どんな子ども時代をすごし、どんな経験をして生きてきたのか
  わかりませんが、私がこのような考え方をするようになったのにも
  彼女がこのような考え方をするようになったのにも、お互いにそれぞれ
  本人には責任はないのかもしれないから
  
  そういう考え方もある、と  思うようにします。

  しかし
  別れた後、身体からエネルギーが絞りとられたように脱力してしまった。





  クラスの全員が同じ思いや意見をもってるわけはない、というのは承知している。
  こういうことも、あるんだろうと、予想はしていた。
  しかし私にとって、何ぶん始めての取りくみであるから、こんな風になるのも
  自分で自分を許容しようと思う。

  でないと、落ち込みと体調低下がひどい。




  9月21日の保護者集会の様子を書きたかったが、気持ちがまとめきれないので
  次回にします。


  コメントで、励ましやアドバイスや、有力情報をほんとうに
  ほんとうに!ありがとうございます(´;ω;`)ジワ

  感謝いたします。




  ちなみに、新鮮タイムリーな内容は、私のツイッターに日々あげています。
  何ぶん 呟きなので、グチや文句も多々ありますが、先日の保護者集会のことは
  タイムリーに投稿してあります。
  もしもお時間ありましたら、お気軽にのそいてみてくたさい(’-’*)
  ありがとうございます


・.*

  
   

ある小学校の学級崩壊②「担任の件 保護者会へ 」 ー担任が原因で不登校3名、行き渋り多発、抗うつ剤処方、摂食障害

 
 
 

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  先週 9月8日に行われた、娘のクラスの保護者と、担任、校長、教頭との「話し合い」は、
  当初の予定の一時間を大幅に越えて、二時間となり、さらに予想よりも
  多くの保護者の方々に集まっていただけました。
 
  
  最初、学校側は校長と教頭しかおらず、その状態で始めようとしたため
  私が、担任はいないのですか、と問うと
  「私たちで話し合いをして、最後に担任を呼んで挨拶をさせたい」
  などと校長、教頭が言うので、びっくりしてしまい言葉がでないでいたら
  保護者の方が「事実確認もしたいので担任を呼んでください」と
  言ってくださって、助かりました。
 
 

 この時、学校側にした指導改善要求の

「指導・対応改善の要望書」⬇

         

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  保護者代表は2名で捺印。

校長・教頭からは閲覧済みの署名・捺印もらい、参加保護者から署名してもらいました。

 

 

 

子どもの心と自然 (いのちの科学を語る)

子どもの心と自然 (いのちの科学を語る)

 

 

 

 

 
 
 
  保護者の方々は、疑問や事実確認や、意見などを次々に発言してくれました。
 
  担任は、口許に少しの笑みを絶やさないまま聞いていました。
 
 
  実は、子ども達が、急に学校を休みがちになった時期に
あることが起きていたのが分かりました。
クラスのある男子が、音読の宿題で親のサインがないとか、宿題を半分しかできなかったなどの理由で
担任から
  「そのダメな自分の頭を、自分で殴りなさい!」
と言われ、クラスの児童たちが静かに座って見守るなか、立たされ
その男子は自分の頭を殴りましたが、担任は納得いかず
「もっと強く!」と責め
男子は思いきり自分の頭を殴ったというのです。
 
その自分の頭を殴った音が聞こえるほどだったそうで、クラスは凍りつき
隣の席だった娘は、一番はっきりとその鈍い音をきいたのだそうです。
その男子は、いつもニコニコした、おっとりした子で、殴らされたときも
娘が「大丈夫?」と聞いたら、笑顔で「大丈夫」と答えたと。
 
この日を境に、学校を休む児童が増えたのです。
 
この保護者会で、この件を担任に確認すると、担任は しぶしぶ認めました。
(追記:のちに、自分の頭を殴らされた児童は、他にも複数いたことが判明しました)
 
 
  全く事態を知らずにいた保護者のかたは、鼻を真っ赤にして
  泣きながらやり取りを聞いていました。
 
  不登校の児童の親御さんは、話ながら涙ぐんだり、また
  もうひとりの不登校の女児の親御さんは、発言した途端に泣き出し
  聞いていた他の保護者も涙が堪えられず、泣いていました。
 
 
  しかし
 
  最後に担任が、お詫びと発言をしたときに、私はこの二時間が
  「無」であったことに気づきました。
 
 
 
  担任の発言内容は、授業参観の後の懇談会のときと何ら変わりなく
 
  「生徒の自発性を育てるための教育」
  「最初は本を読ませるだけで泣いていた生徒たちが、発表の舞台では
  泣かずにしっかり発表することができるようになり、成長を感じました」
 
  というものでした。
 
 
 
  小学1年生ではないのだから、本を読ませるだけで泣くわけないんです。
  1年生でも2年生でも、授業で泣いたりしませんでしたよ。
 
  本を読ませるだけで、小学3年生が泣いたりしませんよ。
 
  何をしたら、小学3年の新学年始まって最初の1ヶ月半で
  クラスの児童22人中、16人が泣くことになるんでしょう。
 
  泣いたのは男子が多かったようです。
  泣いてないのは男子が二人、女子が四人。
  
  うちの娘も泣いてないはずでしたが、実は失敗を怖れるあまり、パニックになり
  それを強く叱責され、耐えられず泣いてしまったと、二学期はじまる
  直前に言ってきました。
 
  言うとお母さんがビックリして心配するかもと思って。
 
  と、言っていました。
 
  私は、ビックリなんてしないよ。それにあなたがどうしても嫌なら
  学校や先生に電話したりもしないから、安心して話してね、
  と、娘に伝えました。
 
 
 
 
  こんなように、様々な気持ちを持って、親に話さないでいる子どもが
  きっと沢山いるのだろうとおもいました。
 
 
  けれど、手遅れになるのは避けなくてらならないのですよね。
  小学3年は、低学年ならスルーするような情報もたくさん
  取り込んでゆく年ごろです。さらにまだ親の手の範囲にいる年代です。
 
  注視して観察して、過保護になりすぎない位置で、タイミングを見たいです。
 
 
 
 
 
  先日、13日に、校長より電話がありました。
 
  私たち保護者からの「指導改善要求」  に対して、学校側は
  (今後の対策案や、こちらの要望をどのように取入れるかなどを、文書で
  保護者に提示するようにと要求していたのですが)、校長によると
 
  「市の教育委員会より、文書だけでなく、保護者集会を開いて、
  保護者にきちんと対策案などを説明するようにと通達がありましたので、
  保護者集会を開きたいと思います。
  保護者集会開催のプリントを児童に持たせます。」
 
  という内容でした。
 
  私は、そのプリントを担任からではなく、校長や教頭から児童に配るように
  と、いい忘れてしまいました。
 
 
  保護者から苦情で責めこまれている担任が自ら、
  自分が原因で開かれる保護者集会開催の通知プリントを児童に配るなんて
  そこは少しの配慮があってもよいのかな、と思っていたのですが。
 
  結局、担任は自ら
  「あ、そうだ、忘れるところだったわ」という台詞とともに
  最後に児童にプリントを配ったそうです。
 
 
 

 

 

 

おそい・はやい・ひくい・たかい no.59ー高けりゃいいの?低いとどうなる?「自尊感情」を育むって!?
 

 

 

 

  
 
  クラスの保護者の方のなかには、先生は子どもたちのために一生懸命やって
  くれているんだと思う。
  という人もいます。
 
  うちは、泣かされてないし強く責められてないから、うちはいいです。
  という人もいます。
 
  学年委員も何度かしてきて、今も学年委員だから、学校側を相手にしたくない
  という感じの人もいます。
 
  逆に、学年委員になれば、学校側や先生を観察したり、話す機会が
  ふえるのではないかと思い、学年委員になったんです。
  と、先程とは逆の人もいます。
 
 
  保護者全員が、今回のことに取り組みたいわけではありません。
  少数ですが、関わらない保護者のかたもいます。
 
  気持ちはわかります。
  私の娘も、そこまで酷くはないみたいですし、一学期は皆勤賞でした。
 
  4月に、何年ぶりかの夜尿が一度あったり、帰宅して座っていて
  突然泣き出して「つかれた」と言ったり。
  宿題を学校に忘れてきたらこの世の終わりぐらい泣き出したり
  朝出かけて、しばらくしたら、忘れ物で号泣しながら戻ってきて
  もう終わりだ、どパニックになったり。
 
  それぐらいです。
  行きたくない、は一度だけで、あとはなんとかがんばっていました。
 
  だから、このままなんとか、耐えられるかな、とも思いましたし
  親としてはそうしたい気持ちもありました。
 
 
  けれど、クラスの友達が二人、いるはずの友達が来ない状態が
  子ども達のなかでも普通になってゆくのは、どうなんだろうと思いました。
 
  怖れ     無関心     助け合わない自立心
 
 
  なにより、先生が怖くてお腹いたくて、痩せてしまった女の子の
  お母さんと偶然あって話したとき、
  「うちの子、今日も休んだんだ。お腹いたいって言うんだよね」 
  とお母さんは私に言いました。
 
 私は「そうなんだ、心配」ぐらいの反応をしました。横断歩道が青になり
  さよならしましたが、何かもっと言いたかったのだろうか?と
  なんとなくスッキリしないままでした。
 
 
  その後、もうひとりの不登校の男の子の親御さんに、おせっかいかと
  思いつつ連絡を取ったのがキッカケで、学校側との話し合いになったのですが
  女の子のお母さんは、私から担任の件で電話がきたときに
 
  「担任の件なんですが」
 
  という私の言葉を聞いてすぐに
 
  「きた、きたー!」と思ったそうです。
 
  一人では学校に電話するぐらいで、どうしてよいかわからず
  一学期5月ごろから不登校になり、二学期になってしまい、と
  電話にでて、すぐにそのお母さんは震えて泣き始めました。
 
  
 
  本件で2回目となる保護者集会(学校側主催)は、
  9月21日(水) 18時~ です。
 
  
  前の学校でも、前学年でも、同じように問題となり、保護者から苦情があり
 教育委員会にも報告されている先生です。
 
  教育委員会は、毎度の事と「また来たよ。いつものアレやってください」
  と、何か保護者対策をしてくるんでしょうか。
 
  これまでのように、丸め込まれて、結局なにもかわらず
  子どもたちが辛い思いをするんでしょうか。
 
  不安が高まります。
 
 
  こちらが要望した「スクールカウンセラー」も、「副担任かそれに準ずるもの」も
 前回の9月8日の、学校側と保護者との話し合いの最後に
  校長室で(その時、保護者は私ともう一人だけ)
  できない、ムリだ、と校長に早々言われてしまいました。
 
 
  どうにかならないかな。
 
 
  兎に角、その辺、つめてゆきたいです。
  がんばります。
 
 

 

 

 

おそい・はやい・ひくい・たかい 92号: 園児から大学生まで 行きしぶり・不登校、親の心がまえ

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おそい・はやい・ひくい・たかい no.87 あわない担任にあたったとき

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子どもと悪 (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉コレクション 4)

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