青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

願うもののための


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    旅をするわたしたちの

    吐く息の1つひとつは

    青い鳥をさがす兄妹が

    道すがらにおとして歩く

    ちいさなパンくずのように

   

    落ちた傍から

 

    言いたくて  喋りたくて

    振り返ってうなずいて欲しくて

    すべてを手離したわたしたちの

    想いのカタチをつくり

    道しるべに

   

    最後の道しるべに

    なってくれるのでした

 

・.゜*

 

          BGM : 曲名「忘れられた花瓶」

 

 

  最初は
ただ旅立ちの詩なんだな、と思えたが

書いてすこししたら

 

  たぶん...
あの世に旅立つ大勢の人々のなかで

そうか じぶんはここから旅立たなくてはならないんだ
と気づいてる人の側の
想いのようにおもう

 

あなたはそこにいるのに

じぶんはここにいるのに
という

1月17日だったし

 

 

・:゜*

 

 

(このブログで使用している画像(写真)はすべて私が撮影したものです)

『青褐色の雪』


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      クチに入ってはいけない色があると
 

      若い頃に誰からか聞いたのを
      思い出した
      それは

     

      嘗めてはいけない雪があるのだと
      我が子に話す私から
      聞いたのだったろうか

 

 

      『青褐色の雪』 ー あおかちいろのゆき

 

 

゜.*

新年おめでとうございます


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      昨年中は、ゆるゆると

    とまりそうな更新具合でありましたが

    お付き合いくださいまして

    誠にありがとうございました(о´∀`о)

 

 

      本年も、どうぞよろしく

    お願い申し上げます☆゜

    

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      うちの3匹の猫のうち、2匹が

    たいへんな下痢になってしまい、通院して治療をしてましたが

    下痢うんPは、面倒みるほうも大変で、睡眠不足すぎて

    私もふらふら目眩がし、情緒も不安定になっていました。

    ようやく最近、抗生剤をだしてもらえて

    この2日ほど下痢はとまっていて、わたしも安堵しているのですが

    でも、うんP自体がでてないので便秘?になってるような...

   なかなかむずかしい(〃´o`)=3

 

    

 

・.゜*

 

始まり


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    私の身体の前面に

    鏡があると気づいた日
   

    私の内側には色んな世界がある
    あたかもそんな様に見える鏡で

   

 

    だけどもある時
    水溜まりもやはり鏡だと気づいた途端に
    堪らず私は前面の鏡をひっぺがし
    ようやく真っ暗がりのからっぽの
    渦巻く穴を見つめて

    その穴に腰かけて泣いた

   

   

    『始まり』 

娘の「鷹山賞児童作品展」最高賞!

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       ー夏休み最後の日の夜、ようやく書き終えた時の絵ー

 

      娘が毎年 応募している「鷹山賞児童作品展」(青森県七戸 : 鷹山宇一記念美術館)ですが

      娘の 小学生最後の今年は、とうとう この作品展で

    一番最高の賞をいただくことができました。『鷹山賞』です☆゜

※地元TV局のニュースで放送されたり、新聞地方紙で記事にしてもらえました

 

 

 

    『鷹山賞』は、小学生部門から1作品、中学生部門から1作品のみが選ばれます。


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      昨年に引き続き、娘が描いたのは猫です。 うちの飼い猫チビです。

    制作日数は5日間で、1日では平均約6~7時間、制作に取り組みました。

 

      小学生が取り組むには結構 過酷。

    なので毎年、私も付き合って、基礎的なことなどを教えたりはしました。

  →  (写真から描いたので、写真を9分割にして、画用紙に模写する方法提案や)

    (水彩は水分が多いと、乾いたときに色の濃さが半分ぐらいに薄くなるよ、とか)

 

 

    さらに、疲れてきたらオヤツの時間を用意したり、音楽をかけて

    一緒に踊って体を動かしながらリフレッシュしたり

絵を客観的にみたり( ´,_ゝ`)


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      それでも、自分の力で描ききらなくてはなりません。

 

    完成した娘の絵を見てくださった方から、猫をよく誉められましたが、

    実は猫は、昨年のミケの絵よりは楽に描けたのです。

 

    それよりも、もうお気づきな方もいらっしゃると思いますが、大変なテーマは

    パース、箱、2方向からの明かりと 複雑な影......なのでした (;´д`)

    こんなつもりではなかったけど、娘がこの写真を絵にする!と決めたので......。

 

 

    普段、学校の図工の時間には、本当に必要な基礎的なことや

    実際的な技術技法などは、あまり教えてはもらえないのが実情です。

    中には、美術大学など出ている先生が稀にいて、正しい技法などを教えてくれる場合があり

    そういうときは、娘が帰宅して私に話してくれます。

 

 

    「あの先生は声が大きくて苦手だったけど、早く簡単に描く方法じゃなくて

    ちゃんとした方法を教えてくれたから、信頼できると思った」

    とか

    「先生や皆は、“絵がうまいからいいよね” とか

“上手いんだから簡単にかけるんでしょ” とか言うけど、あの先生は

“どうしてこんな絵が描けると思う? 沢山の練習と努力をしたからだよ”

って皆に言ってくれて、本当に嬉しかった」

    とか。(←絵描きさんアルアルだよね(^^)d)

 

 

      こういう先生と 小学生のときに出会えることは幸せです。


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      単純に見える「茶色い土」や「校舎の黒い影」や「青い水」のなかに

    本当は、じっくりよく見て感じとれば、何か他の色が在ることと、

 

    その色は皆一緒じゃなくて、一人ひとり違う色を見つけるかも知れないこと

 

    誰かか、もっと明るい色にしたほうがいい、と言ってきても

    自分にとって、そこの色が暗いことが好きで、気持ちが納得するなら

    変えた方がいいと言う意見には、従わなくていいこと、

    

    昨年同様に、娘には今年もおなじことを伝えました。

   

      来年春には中学生になります。

    もうこれまでのようには、親の助言は必要ではなくなるだろうし

    中学では、美術部に入る と言っているので、絵を好きな友だち達と

    その世界も大きく変わってゆくんだと思います。

 

 

      小学1年生から毎年、頑張って制作してきた「鷹山賞児童作品展」ですが

    来年応募するのか、個人で応募するのか、団体なのかわかりませんが

    ここで私は、娘のファン1号として、応援してゆく存在として

    1歩?2~3歩? さがって見守ってゆこうかとおもいます(о´∀`о)

 


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      それにしても、良かった!

    おめでとう☆゜ 娘っこ (*^ω^)ノ∠※。.:*:・'°☆

 

 

 

一つのことを、周りが呆れるほど何年も何年もやり続ける人、それを苦に思わない人。やり続ける天才と言えるかも?

それが娘っこ。

 

一歳から始まった 誰に言われるでもなく、もくもくと絵を描く作業は、まるで仕事のように、12年目です。

 

でも、絵をいやになった時には、そのときはムリしないで、やめたって いいんだからね(*´ω`*)

  ・.☆゜*