青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

2016-05-29から1日間の記事一覧

Satijn

青いサテンの上で 漂い移り変わる光とその影に 次第に気配を強める 記憶が抱え込んでいる湿度 変容した光を逃がさないこの青い布地に 人生のなかのどこを探しても見あたらない記憶をみている 彼女が生きた青いサテンに .゜* ゜.*