青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

夢の空間

楽しかった ありがとう

昨日は不思議な夢を見たな そっと あまり目立たない様子で 気遣ってくれている それはシャイな男性で 一緒に仕事をしている 休憩中に一緒に裸足を水浴びしてくつろぐ 帰りに 疲れて駅のベンチでうたた寝した私が 目を覚ますまでずっと 離れた場所で 立って壁…

願うもののための

旅をするわたしたちの 吐く息の1つひとつは 青い鳥をさがす兄妹が 道すがらにおとして歩く ちいさなパンくずのように 落ちた傍から 言いたくて 喋りたくて 振り返ってうなずいて欲しくて すべてを手離したわたしたちの 想いのカタチをつくり 道しるべに 最…

異種との愛

シェイプオブウォーターの半魚人みて思い出す。 6年ぐらい前だったか見た夢。 私には恋人がいる。綺麗な男性。けれど私は他の星から地球にきたグロテスクな様相をした男性に出会い、愛し合う。 しばらくして彼に追手が迫る。 彼は海の中に逃げようとするが…

純粋な祈り

神は いないと考えるとき 神は いないのだとおもう時 わたしは もしも神がいるのであればもしも いるのであれば どうぞ神よ 神よ どうぞ あなたが健やかでしあわせでありますように と 祈るのです ただただ 恩恵を受けるための願いを むける相手がいないのだ…

夢の小瓶

薔薇の 輝く色のときを終えたら ますます妖精たちの光が盛んになり 周りは 豊富な 満ちるエネルギーが行き来するように そのときに こっそり薔薇の 傍により 小さな小瓶に 光のちりばめられた気体をすくい入れ 妖精の次元の秘密の夢を見る ・。* ・。* Copy…

風 ノ 記憶

存在しない庭で 走り踊る夢をみる 存在しない庭を 走り踊るわたしの輝く横顔を 存在しない私が 風のふりをして見つめる 存在しない庭の 存在しない思い出と 存在するはずのない懐かしい記憶が 風である私を強く押し上げる ・。* ・。* Copyright © 2015 Mi…

後ろの正面

あなたが その 壁にかかっている絵画を見るために 絵画に背を向けて座っている緑の椅子からいま立ちあがり 戸惑いつつも振り返り 後ろの正面を見るとき 微かな気配で泳ぎ 視界から消え行くものを逃がす手はない 何故ならそれは 夢の尻尾だからだ ・。* Copy…

空 (ku)

夢 の心地とは そういうものですよ 問題の 影さえも虹色なのです ・。* ・。*

重要な問い

積み上げられていたタオル 積み上げられて崩されたクッション (バベルの塔で何が) どこから現れ消えたか テーブルに大洪水をもたらした出来事 (では水流はどこからどこへ ) 残された波乱の跡から意識が「遡る」なら 喜びの 遊びの 歓喜の体験の跡と知る …

小鳥の夢 兎の夢 モアイの夢

風に Magenta の光が混じる頃 夢の小鳥は聞くのです 深く大地に根差して立つ堂々とした姿に憧れて 夢の兎は聞くのです 高い目線で遠くを見渡す未知を知る姿に憧れて 彼が精霊なのだと 知ってか知らずか ・。* Copyright © 2015 Mihoko Yokojima

N o t e

ときおり 夢のなかで 誰かが詩をヨンデイルことがある うたた寝の時に限る 詩が聴こえる時 または Imageが 区切られた言葉の 連続 とともに流れるとき まるで水中のような空間でまどろむ意識を 揺さぶり起こして 脳とノートに記憶する ヨンデイルのは !誰だ…

地球はあなたの夢である

私たちの生きる地球が もしか誰かの眼球であったなら どうか 大きな瞼は神の意思であったなら どうか 時に神の涙が私たちの地球をあふれされたらどうなのか 夢は夢でなく 夢でないものが夢であるなら 神の瞬きとは 個人の神話であり夢日記だ ・。* Copyrigh…

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個人の Story

爪先立ちの 今

もういませんよここには 先ほど、わたしが爪先立ちしたところ 勝手にながれてゆきました 昨日は 昨日はもういないのです ここには けれど 明日はですね 今日がわたしの足の下にあるので やって来れはしないんです 今日が昨日になり 爪先立ちをして流れ出る瞬…

夢の内側

随分と夢日記をつけていましたが ある頃にやめてしまいました。 それまで書きためて、夢の言葉を受けとる道標にしていましたけれど。 夢が ある時期そのほとんど 悪夢になってしまったからです。 叫び、自らの叫び声で目を覚ましたからです。 *.

秘密ですけど

夢です 長閑で影のない 淡く明るい色調の 暖かささえ肌に感じる世界です しかし見たことはないはずですよ ここは そう あそこだ もちろん知っている場所だ と感じるでしょうこの淡い世界のなかにおいてはね 知っている と 想うでしょう目を覚ますまでは あな…