オムラームの 『 生命の言葉 365 』より
すでに地球の、オムラームとしての生を終えた方ですが
オムラーム・ミカエル・アイバノフ
Omraam Mikhaёl Aivanhov (1900-1986)
「哲学者で精神的世界(スピリチュアリズム)のマスター。
1937にフランスに移住、終生そこで人々に教えを説いてきた。
その教えの著しい一面は、彼が一貫して教える
“ 完璧さの中での人間の成長 ” というテーマを様々な方法で人々に
伝えることができるということである。
どのようなトピックで議論していても、どのようにスピリチュアルな
成熟ができるか、人生をより良い方向に指揮できるか、常に
適切に教えてくれる。」 とあります。
私は、この方のことを知っていたわけではないのですが、なにやら
365日、毎日(できれば毎朝)読んで心を傾けるというような書物は
ないかなと、探していたのです。
ある日、この本が日本で翻訳出版されると知り、気になっていたのです。
ただ、それだけです。
色々と(なぜか)紆余曲折の後に、本書を手に入れることができて
念願の「毎朝の1ページ」をスタートしました。
スピリチュアルな世界は、哲学の世界と近いものでしょうか、隣り合わせとか
またはほんの薄いシーツ1枚を間にたらして前後とか。
もちろんですが、微妙に人間くさいメッセージの日もあり
毎日最初のページからめくっていくのをやめてしまいました。
そして、なんとなしに目にとまったときに、バワっと本のどこかの辺りを
開く、という使い方をするようになりました。
本題ですが、今朝のことです。
開いたのは、Day.177 『バラは金星から発生する放射物』の頁。
二度見したうえに、水色の付箋をはりつけました。
以下、本文引用です
~花咲くバラを見つけたらそばまで行き、
金星から降りてきた生きている創造物の前にいるのだと思って見つめてください。
どうしてバラが金星から来たなどと言えるのかと思うでしょう。
大気圏の条件からすると、そこではどんな生物も生きることが不可能なのですから。
実際そうなのですが、秘儀の科学では、惑星は天文学が研究する物理的かつ
物質的形態にとどまりません。
秘儀の科学では、惑星は通路であり、宇宙の流れと地球の間の媒介です。
惑星を仲介して、地球は神自らを源とする流れと影響を受け取ります。それゆえ
太古の昔から秘儀参入者は、月は純粋さ、火星は知性、木星は寛大さというふうに
惑星の性質と美徳に結び付けていたのです。
ですから、惑星は宇宙を走り抜ける流れにとっての貯蔵庫のようなものです。
この流れは、その性質に従って地上でそれぞれの容器の中に凝縮するためにやってくるのです。
バラは金星から来る愛の流れの容器です。
私たちがバラに近づくとき、私たちは金星からの愛を受け取っているのです。~
オムラーム・ミカエル・アイバノフ『生命の言葉 365』/太陽出版 (2014年発行
なんでしょう。
突如、美しいのです。
なんでしょう、これは。
詩ではないでしょうか。
肉体的な体だけにとどまらず、エネルギー的、何層もの私のすべての
体にある(まさに)薔薇色が、光の粒を取り入れて 高まりました。
道徳的な言葉やメッセージも多く書かれている本なのですが
目が覚めるような瞬間に出会える不思議。
詩や哲学とは、(スピリチュアルにも通じるかな)
影が 闇が、それが影であり闇であるために、光を影で闇で覆い隠そうとするがゆえに
光が浮かび上がる
という、隠しても隠しきれない、小さな(小さく見える)光/Essence への
道標と 言えるのでしょうか。
・。