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青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

私を救ったもの

 

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人は 良い思いをもつ他の誰かに ふれられることを必要としている

 

それだけど

年を重ねるにつれ誰かにふれられることが減ってゆく

年に一度会う 母方の祖母の手の 甲をさすったとき

 

言わずも祖母の体の周りを 喜びがおおっているのを私は感じた

 

 

もっと たびたび会って

もっとたくさん さわってあげれたらよかったと

 

その年の秋

そう思った

 

あの時 祖母の手の甲をさすったことは

私自身をたすけたのだと

私はそうも思う

 

・。*

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                        Copyright © 2015 Mihoko Yokojima