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青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

Image の巣穴をつくる Ⅰ

 

  ここ10日程、イメージの世界も言葉の世界もグレイッシュアイボリーな

 空間となり、何も湧いてきはしないのでした。

 写真を撮るばかりで。どうにも内側の世界が広く色味なく感じるのでした。

 今、とりかかる必要があること(絵を描く)が先決であるから、きっと

 そちらにフォーカスできるようにと、沈黙をしているのだろうと思うことに。

 そうはいっても知りたいこともあり。いくらか気になる本を開いて

 内側の宇宙に、情報や言葉をながしこんでおくことにしました。

 それらは、私が写真を撮ったり珈琲を飲んだり、猫としゃべったりして

 いる間に(オートマチックで)調合されて増殖し、蟻の巣穴のような

 私自身にも把握できない広がりを持つ、イメージの巣穴になるだろうと

 期待して。

 

 ※先日、娘と公園にいくと、娘の同級生の男子も遊びに来ていました。

 土を入れた瓶を手に、あちこちとしゃがんで移動してるので聞いてみると

 蟻の行動と巣を観察するのだと。何をしているの?と私も聞かれたので

 苔の魅力を伝えてみました。男子は「ふーん」とつれなく返事をして

 少し離れた場所でまたしゃがんで蟻を観察しはじめ、私はまた、

 その場でしゃがんで苔を観察しはじめました。 『 観 察 』

 

 

 

 『パパの電話を待ちながら』でも知られるイタリアの童話作家、詩人

 ジャンニ・ロダーリの著書。おもしろいです。

 

   ファンタジーの文法―物語創作法入門 (ちくま文庫)

 

 

  

  こちらはジョン・クロウリーの SFファンタジー

  『 ENGINE SUMMER 』

  翻訳の苦労が理解できる、かなり素敵な作品。開いた瞬間から

 いろんな色や形や音が、流れでてきます。

 

エンジン・サマー (扶桑社ミステリー)

エンジン・サマー (扶桑社ミステリー)

 

 

  

 

空間の詩学 (ちくま学芸文庫) ガストン・バシュラール

 私の憧れでもある、長野の高原の詩人 小島きみ子さんが紹介しておられて

 それで私も読んでいます。夢見の空間を「ここ」にひろげる技法のような感覚。

 私は以前より、コンシャスドリーミング(ロバート・モス)や、夢日記からの

 サインを読み取るなどを使っていたので、興味深く読めています。  

   

薔薇―イェイツ詩集 (角川文庫) W.Bイェイツ著 尾島庄太郎 訳

 イェイツと言えば、アイルランドの妖精研究や、幻想・精神世界などに

 通じていることでも有名な詩人。妖精や幻想世界の詩も多く、素敵です。

 

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  こちらは、読みはじめてしばらく経ちますが、まだ読んでいます。

 ひじょうに美しいのですね。詩がところどころに歌のように現われる

 のですが、小説すべてが詩のようです。美しすぎます。

 今、とくに興味深くおもっているのは、「青い花 遺稿」(小説の構想)

 284頁からですが、箇条書きのような部分や、ストーリー展開が記されて 

 おり、それが妙に心に入ってきます。

 ノヴァーリス。病のため「青い花」の新たな構想を残し29歳で死去。

 

 

     青い花 (岩波文庫)

  

 

 

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