青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

Image の巣穴をつくる Ⅱ

 

 

    この時期に今  私をかこんでいる書籍。内なる  Imageの巣穴の構築の

    ために。今回は「詩」です。

    まずは、

  

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イタリアの詩人たち 新装版

イタリアの詩人たち 新装版

 

     須賀敦子さんです。

    20代の頃から好きで、須賀さんの本は読んできましたが

    須賀さんの思い入れ強い、5人のイタリアの詩人の詩を翻訳、詩人について

    書かれている。須賀さんの語り口調が、やはり良いです。

    ウンベルト・サバジュゼッペ・ウンガレッティ、エウジェニオ・モンターレ

    ディーノ・カンパーナ、サルヴァトーレ・クワジーモド

 

 

 

    次は、こちら。ピエール・ルヴェルディ

 

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ピエール・ルヴェルディ詩集

ピエール・ルヴェルディ詩集

 

     七月堂さんで購入したのです、フォロワー企画というのを七月堂さんで

    されたときに。見てお判りとおもいますが、この装丁に一目ぼれでした。

    訳詩は佐々木洋さん。音のフランス詩、日本語に訳されたその詩は、

    文字と文字の間に差し込まれた空間でリズムを伝え、音とイマージュを

    見るようで、広がります。 

    そして、ピエール氏の写真に驚愕です。渋すぎる!かっこいい!

 

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    そして、

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キャスリン・レイン新詩集 (世界詩人叢書 (9))

キャスリン・レイン新詩集 (世界詩人叢書 (9))

 

     写真がいまいちボンヤリですけど・・

     サブタイトルに心が震えました。

    「十五の叙情詩・卵形の肖像・心のなかの巫女 全訳」・・・!!

     ものすごく美しいのです。こんな言い方しかできなくてなさけないですが

     私の内なる宇宙、精霊の庭が、教えてくれるのです。ささやくように。

     知っている!と。

    「秘密の友だち」17頁 に登場するデイモンに惹かれて

     私はこの詩集を手にしました。

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    こちらはつい先日、購入したのですが

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シンボルスカ詩集 (世界現代詩文庫)

シンボルスカ詩集 (世界現代詩文庫)

 

 

    ↓ 沼野充義 訳はこちら

終わりと始まり

終わりと始まり

 

     ポーランドの詩人。強く、とても強くよむ。生と死はあっという間の

     出来事であり、そのとなりでは、死までどうしてこんなに遠いのか、あと

     数ミリなのに、という絶望の苦しみ。戦争とは。

     まだ、途中をよんでいるところですが、詩の力を感じます。

     本書には、シンボルスカによる7評論と、翻訳者の26ページに及ぶ解説

     があり、それもかなり良かったです。

 

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    今回の最後は、私の憧れの方、長野の高原の詩人であり、

    ドライフラワー&リーフと森の木の実 作家

    小島きみ子さんの詩集・。*

     ※著者について >>> 小島きみ子

 

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詩集 その人の唇を襲った火は

小島きみ子
A5変型判148ページ/並製カバー/2011.8.15発行/1800円+税
発行=洪水企画、発売=草場書房

他者からの呼びかけ、他者への応答、動物のアニマ、そうしたものが高地でまじりあい、鳥の声へと生成変化していくプロセス、それがこの詩集の核心へといたる書記の線であるといえる。(野村喜和夫

    洪水企画 http://www.kozui.net/frame-book.htm

    

    小島きみ子さんの言葉がどうしてこんなに染みるのでしょうか。

    ご本人がおっしゃった、「背景がある詩」だからだろうか。

    それとも、記憶 が今ここに 呼ばれているからだろうか。

    美しすぎて、せつなすぎて どうしようもないのです。

    でもしかし、小島さんの詩は、はじめて読むときよりも、何度も

    開いては見て、開いては読んで、するごとに美しさが際立ってくる

    のです。

    小島さんの創作する花や葉(ドライフラワー、リーフ)の作品や

    森の木の実の作品の魅力も、素晴らしいのです。

    小島さんの作品(詩も)は、影を消してしまわないのです。そのために

    光がなおさら強まる、というような。

    私はその、共存する影、土に属する香り、精霊の領域に魅了されます。

      ちょっとだけ ご紹介・。*

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    「それは黒い鳥族の羽毛だった」より

 

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      「ひそやかな星のように」より

 

・。*