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青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

妖精・精霊・詩 - 3つの詩篇

写真詩 妖精・精霊・詩

 

 

  夏の妖精

   ペルセポーネが戻って来られたそのすぐ後の

   初夏の園生に まるで火の粉のように踊り立ちのぼる

   夏の妖精たちを見る 

・。*

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・。*

 

 

 

  空間の影の妖精

   コズミックペールブルーの矢印は

   合図であったのです

   葉の陰に隠れるように見える碧の髪の持ち主は

   葉の陰にいるのではなく それは葉の陰でもなく

   奥行きを創りだす空間の影なのです

   初夏の植物の 葉陰の奥行きを知らせています

・。*

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・。*

 

 

 

  カッコウの森の夢

   初夏のはじまりの夢 

   檸檬の質をもつ光と妖精のタップ

   カッコウの鳴く声が 緑の水滴に反射しながら

   ちかづいてくる

   カッコウは水滴に転写され幾つにも増え続ける

   檸檬の質をもつ光が差し込み 緑の水のカッコウたちは

   そこで蒸発し 細かな

   檸檬になる

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・。*

 

 

 

             Copyright © 2015 Mihoko Yokojima