青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

飛べなかった自分にイマ泣く


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にぎやかな食卓 清?進一詩集

にぎやかな食卓 清?進一詩集



  今回のタイトル「飛べなかった自分にイマ泣く」と
  どういう意味で繋がるかはわからないけど
  詩人 清崎進一 第4詩集『にぎやかな食卓』の
  いくつかの詩は、
  たしかに、
  こどもの頃のわたし、十代のころの私のかわりに
  あきらめていた私のかわりに
  今、泣かせてくれたようです。

  不思議なことは、私の人生に重なる部分のない内容
  の詩に、表現しにくい懐かしさ切なさがおしよせ
  泣いていました。(「六月の雨」p28)
  これが
   (飛べなかった自分)
  なのかもしれない。


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  高校の頃に起きた、美術の先生のあることは
  衝撃もあったけれど、理解もできなくもなく
  けれど、他に方法はなかったかと
  30年経つ今もまだ 時々思い出す。
  この詩集のなかで、思いがけずまた。
  出来事は同じではないのに、思いがけずまた
  思いだして。(「蝉」p34)



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  わたしは、清崎さんの詩を読むと思い出すのです。
   (詩が、人に必要なわけ)を


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暑いですね
7月24日から熊野に里帰りしていました。暑かったです。
八戸に戻って来たら期待虚しく猛暑でへとへとです
どうか
青い海のような、愛のある平和で
地球とその仲間がありますように

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