青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

2015-06-04から1日間の記事一覧

後ろの正面

あなたが その 壁にかかっている絵画を見るために 絵画に背を向けて座っている緑の椅子からいま立ちあがり 戸惑いつつも振り返り 後ろの正面を見るとき 微かな気配で泳ぎ 視界から消え行くものを逃がす手はない 何故ならそれは 夢の尻尾だからだ ・。* Copy…

妖精・精霊・詩 - 3つの詩篇

夏の妖精 ペルセポーネが戻って来られたそのすぐ後の 初夏の園生に まるで火の粉のように踊り立ちのぼる 夏の妖精たちを見る ・。* ・。* 空間の影の妖精 コズミックペールブルーの矢印は 合図であったのです 葉の陰に隠れるように見える碧の髪の持ち主は …

空 (ku)

夢 の心地とは そういうものですよ 問題の 影さえも虹色なのです ・。* ・。*

ないもの

見え隠れする 黒猫の ・。*