不思議
どうしてこの時期に
火の点いたストーブの前に立っている11月の夜にどうして
夏の向こうの空に大いに盛り上がる
入道雲が見えるのか
あれは熊野の海の広い空に積まれた入道雲なのか
それとも海も山も見えない東京の
建物の遠く向こうに見えていたものなのか
歌集を読みたい
と思っていた所の不思議
しかし思いきって本を買って
後悔すること
しないこと
なんだかもうその本がやたらと欲しくて
堪らなくて堪らなくてどうしようもなくて
ふーふー 言っちゃうような感じのときは
大体は買って後悔すること多いのも
あれ不思議
読みたい歌集が探せない
どれと決まってはないが
甘ったるくなくて詠まれている世界が狭くなくて
ハンサムな短歌が良いのですが
おすすめは ありますでしょうか
ちなみに好きな色は
青です
いちじくの実や、ざくろの赤も好きです
歯で噛み締めて、赤く内出血した唇のような
*゜.・