娘の「鷹山賞児童作品展」最高賞!
ー夏休み最後の日の夜、ようやく書き終えた時の絵ー
娘が毎年 応募している「鷹山賞児童作品展」(青森県七戸 : 鷹山宇一記念美術館)ですが
娘の 小学生最後の今年は、とうとう この作品展で
一番最高の賞をいただくことができました。『鷹山賞』です☆゜
※地元TV局のニュースで放送されたり、新聞地方紙で記事にしてもらえました
『鷹山賞』は、小学生部門から1作品、中学生部門から1作品のみが選ばれます。
昨年に引き続き、娘が描いたのは猫です。 うちの飼い猫チビです。
制作日数は5日間で、1日では平均約6~7時間、制作に取り組みました。
小学生が取り組むには結構 過酷。
なので毎年、私も付き合って、基礎的なことなどを教えたりはしました。
→ (写真から描いたので、写真を9分割にして、画用紙に模写する方法提案や)
(水彩は水分が多いと、乾いたときに色の濃さが半分ぐらいに薄くなるよ、とか)
さらに、疲れてきたらオヤツの時間を用意したり、音楽をかけて
一緒に踊って体を動かしながらリフレッシュしたり
絵を客観的にみたり( ´,_ゝ`)
それでも、自分の力で描ききらなくてはなりません。
完成した娘の絵を見てくださった方から、猫をよく誉められましたが、
実は猫は、昨年のミケの絵よりは楽に描けたのです。
それよりも、もうお気づきな方もいらっしゃると思いますが、大変なテーマは
パース、箱、2方向からの明かりと 複雑な影......なのでした (;´д`)
こんなつもりではなかったけど、娘がこの写真を絵にする!と決めたので......。
普段、学校の図工の時間には、本当に必要な基礎的なことや
実際的な技術技法などは、あまり教えてはもらえないのが実情です。
中には、美術大学など出ている先生が稀にいて、正しい技法などを教えてくれる場合があり
そういうときは、娘が帰宅して私に話してくれます。
「あの先生は声が大きくて苦手だったけど、早く簡単に描く方法じゃなくて
ちゃんとした方法を教えてくれたから、信頼できると思った」
とか
「先生や皆は、“絵がうまいからいいよね” とか
“上手いんだから簡単にかけるんでしょ” とか言うけど、あの先生は
“どうしてこんな絵が描けると思う? 沢山の練習と努力をしたからだよ”
って皆に言ってくれて、本当に嬉しかった」
とか。(←絵描きさんアルアルだよね(^^)d)
こういう先生と 小学生のときに出会えることは幸せです。
単純に見える「茶色い土」や「校舎の黒い影」や「青い水」のなかに
本当は、じっくりよく見て感じとれば、何か他の色が在ることと、
その色は皆一緒じゃなくて、一人ひとり違う色を見つけるかも知れないこと
誰かか、もっと明るい色にしたほうがいい、と言ってきても
自分にとって、そこの色が暗いことが好きで、気持ちが納得するなら
変えた方がいいと言う意見には、従わなくていいこと、
昨年同様に、娘には今年もおなじことを伝えました。
来年春には中学生になります。
もうこれまでのようには、親の助言は必要ではなくなるだろうし
中学では、美術部に入る と言っているので、絵を好きな友だち達と
その世界も大きく変わってゆくんだと思います。
小学1年生から毎年、頑張って制作してきた「鷹山賞児童作品展」ですが
来年応募するのか、個人で応募するのか、団体なのかわかりませんが
ここで私は、娘のファン1号として、応援してゆく存在として
1歩?2~3歩? さがって見守ってゆこうかとおもいます(о´∀`о)
それにしても、良かった!
おめでとう☆゜ 娘っこ (*^ω^)ノ∠※。.:*:・'°☆
一つのことを、周りが呆れるほど何年も何年もやり続ける人、それを苦に思わない人。やり続ける天才と言えるかも?
それが娘っこ。
一歳から始まった 誰に言われるでもなく、もくもくと絵を描く作業は、まるで仕事のように、12年目です。
でも、絵をいやになった時には、そのときはムリしないで、やめたって いいんだからね(*´ω`*)
・.☆゜*