青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

『AIR BRUSHING DAY!』

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本日6月19日 最終日 (10時~16時30分迄)

エアー・ブラシの日!

《 坂本智史 と キスカヤ・ケニー 深潭を描く 》



昨日は、八戸市の画家 坂本智史氏と、現在は三沢市に在住の
キスカヤ・ケニー氏 / Kisskaya Kenny の二人展を見てきました。

AIR BRUSHING DAY! Art in Depth ー



ケニー氏は、気さくで、イマジネーションが豊富な人物でした。
彼は少しの日本の単語を理解していますが、基本的には
英語だけで会話されるので、躊躇しましたが、
分かりやすく話してくれているのでしょう。会話も
私の少しの単語と、彼が話す文の中の少しの単語を拾い聞きして
意外にも、感覚的な共有を得ました。楽しく話すことも
できました。


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彼のアートの青色の豊富さ、美しさは素晴らしかったです。
(私は青が好きだから特にそう感じます)

多彩でとても美しい青い作品。
海洋汚染による痛みをともなうメッセンジャー
死と 冥界の神アヌビス。
さらに「影の境界」「影の奥行き」「救いがある影」の 多彩な美しさに魅了されました。



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写真は キスカヤ・ケニー 氏 (Kisskaya Kenny)







そして、坂本智史氏のアートは、間近に見るとすごい迫力です。
坂本氏自身、後で気づいたのらしいですが、なぜか
3Dメガネで見ると立体に見えるという不思議。
彼は、立体アートの画家ではないと思うのですが、不思議です。


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独特の色彩と、細胞よりも自分が小さくなってしまったかのように感じる作品。
緻密で、壮大でありながら原初のイメージ。
(と、私は感じる)

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坂本氏の作品も、ケニー氏の作品も、ぜひ八戸以外でも実際に見てもらえるようになったら良いと思います。




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写真は、坂本智史氏と キスカヤ・ケニー氏



作品展示は
本日 6月19日が最終日です(*´∇`)ノ

八戸市 彩画堂本八戸駅 バスロータリー側)にて☆



彩画堂さんに、ヒグチユウコさんの絵具があって感激しました!
たぶん、八戸市内でここだけかも!

Imageの巣穴をつくる Ⅳ


ここのところ、気になって読んでいるものですが

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これは、家の棚で見つけました。
うちは夫の生家なので、たぶんこれは
義母さんのものか、夫が25歳のときに亡くなった義父さんの ものか。

カバーは、カビなどでかなり汚かったので、勝手にカバーを捨てました。
この本、良いです。




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これは、
猫部屋で、今日 みつけたのですが。
見つけたも何も。私が何年かまえに、街の図書館で
図書館落ちした本をもらってきたものでした。

初版です。今は2100円強しますが、1974年当時は950円だったみたいです。
思い他、高い値段です。



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この3冊は、最近とくに、気になって読んでいるものです。
「龍神」は、わたしの故郷、紀伊半島の熊野が舞台の詩集です。




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この「エプロンメモ」は、今、朝ドラで話題の
大橋 鎭子さんが発行者である「暮らしの手帖社」の本です。
古書店で見かけて、懐かしくて、買ってきたのです。




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この3冊も、私に今、イメージを与えてくれている文庫本たちですが
私が、現実と、聖霊の世界を行き来することが
わたしにとって、重要であり、
さらに、そのことを誰にも咎められるなどあり得ないと
教えてもらっているのです。

ファンタジーでメルヘンだよね、と、小バカにされていた
わたしの学生時代は
それでも
わたしの生きている意味 そのものだからです。



゜.*・

水 の場所


青碧のドレス

陶器のようなすべらかな肌に

パールの粉が時折り微かに

光を反射させる



草葉の水滴に

丸みのある鳴き声とともに

カッコウが限りなく転写されてゆく森の

その濡れる葉を踏みしめるたびに

彼女の足もとから解放される

水滴の中のカッコウの影



゚ . * *



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.゜*


すべては 個人の空間世界 でありながら
あらゆる 何もかもと かさなっている

Satijn

青いサテンの上で 漂い移り変わる光とその影に

次第に気配を強める 記憶が抱え込んでいる湿度

変容した光を逃がさないこの青い布地に

人生のなかのどこを探しても見あたらない記憶をみている

彼女が生きた青いサテンに


.゜*

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゜.*

叶えられた願い

 

 

 

    たしかに空は 切り取られてる

    空の断面は それはたしかにあるのだろうね

 

 

 

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    枯れ葉になるまえに

    青い空とひとつになりたい とねがったから

    土に ちいさな空の世界が

    青い枯れ葉になりたい わたしも

 

 

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・。*