青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秋というのは

8月29日の『Songs』(NHK)は 「井上陽水」でした。 このとき最初から番組をみたわけではなくて、途中で気づき 見始めたら「シルエットロマンス」。 若い頃から知っていた曲でしたが、はじめてちゃんと聴いた という感じがして (内容が私と同じ形・…

なしやリンゴをたべるとシャプリと音がなる ぶどうはチュルリン バナナはぱく さく とまとは シャプ シャプリ きゅうりは ガリリ モモはガブリ ジャブリ のみものをのんだときは ごくごく ごくり 口の中でいろんな音がして まるで わたしの耳はスピーカーだ …

つめたい足先

膝を かかえる おめでとう と言う ゴメンね と言う おめでとう と言う 膝をかかえていた腕をほどいて 足先をさする つめたいから 足先を握る ありがとう と言う 握っている手をひらくと足先に つめたい風が入ってくる ・。* ・。*

永 遠

砂糖菓子のように脆くこわれやすく にもかかわらず 氷砂糖のように 眼の端を つめたく光らせ 見えない線で突き放す あの娘だけの話ではなく どんなに幼くとも女性というのは ・。*

恋をしている

の でしょうか? ドラマ 「シークレットガーデン」よりThe man 同じ曲を、2バージョン シークレットガーデンmv 「That man」 Hyun Bin - YouTube シークレットガーデンOST_クヨジャ_日本語字幕付き.mp3 - YouTube Joe Cocker - You are so beautiful (subt…

私であるもの

あらゆるものが自分だ と思う それは 音も聴こえないような小さな水滴 地面に揺れる枯れ草の塊 片付けられずに横たわるシャベル 道端で出くわす虫 炎とともに溶けて消えた蝋燭 けれど 風よりもさらに 私だ と思うものはないようです ・。* ゚・*

救う道

救う夜の道は 乾いて 洞窟の向こう側の明かりは 向こう側ではなく ここ に今 存在して 洞窟の夜に響く精霊の声を さらに明らかに聴き受けようと振り返れば こちらを見ているじぶんと鼻先で向かい合う 正面に立つ 微かに青みを帯びたその じぶんの中を通り抜…

約束をしていただろうか

子どもの頃に ずっと、何年も見続けた夢があるのです それはほんとうに、まったく変わらない内容で 何年も見続けていました 地球の上空から 日本列島が見えています まるで衛星写真のように 唐突に 目線のぬしである私に向かって ボーリングの球のような真っ…

飛べなかった自分にイマ泣く

にぎやかな食卓 清?進一詩集作者: 清?進一出版社/メーカー: 竹林館発売日: 2015/07/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 今回のタイトル「飛べなかった自分にイマ泣く」と どういう意味で繋がるかはわからないけど 詩人 清…