青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

眼差し

窓明りの下見事に誰も平等に 白の上に散りばめられた彼等は 氷漬けだがしかし 幸せだと言う今が最も幸せだと言う このまま白が解け 水浸しの茶に同化するのは明日かも知れずこのままこの身に新たな美しい白が羽のように重なり朝にはこの身が見えなくなるかも…

ある二日

『 ある 二日』 深い夜は良いです なぜなら、ただただストーブの火のボボボボッ という 冬の音やこちらの耳から あちらの耳に 細く白くなめらかな糸を通すような何重にもなっている何かの音まるで絹糸のヴァイオリンが奏でるような ところで午後8時頃から私…