青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

 Essence

    

 泣いております泣いております

  私のこの本体の内側の

 中央の深い emerald水(翠玉水)の湖のほとりにて立ちすくみ

 頭を垂れてただホトホトと 涙をこぼしているのです

 いえそれは 私ではないのです

  いつかの他世の

 私の精神なのです

 

 いまだ 泣いているのです

 emerald(翠玉)の涙が私の本体の目からも溢れ

 流れ落ちてゆきます

 内側の emerald水(翠玉水)の深い緑は濾過(進化なのか後退なのか純化なのか排除なのか)

 されたようで

 私の本体の目から溢れ落ちる水分は

 イメージを持たない水なのです

 

 イメージを持たないものから気づきを得るには

 またはイメージを持たない物質から本体に気づきを持たせるには

 唐突な「言葉」の

 閃きの伝達が guidance となるのでしょう

 

 進化なのか後退なのか 純化なのか排除なのか

 内なる emerald水(翠玉水)の湖の「言葉」より

 伝達された「言葉」

  はそういうわけで

 泣いております

 であったのです

 

・。*

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