青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

 

      
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庭にあるいつもの水溜まりが

空想の異世界の鍵盤楽器

という朝

 

最初の指先とは別の指先で
またその指先とは別の指先でとんとんと
優しくやさしく触れてゆくと
蒼白い小さな音をたてて
楽器は 一瞬で薄い膜になった

 

息が白く 空は青白く

空気はオブラートの氷のようだが
思考の隅に微かな異音

 

とまどいは気のせいだと
白く 青白く 境界なく広がっている
極細粒のつめたい空気を鼻から吸い込み
異音を凍らせ固めて
液体にして うんと呑み込んだ

 

氷はいつまでも青白く
息はいつまでも白く だれのものも純粋でありますように

 

『 息 』

 

 

°・*.゜

 

 

兆し


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あれから 季節がひとつかわる頃だが
わたしはまだ 神様のはなしをしている

 

季節がかわる笛のことを
知っているだろうか

 

毎年 あそこの空を南に向かってゆく
氷河色の御三方のことは
知っているだろうか

 

今年はまだ
この辺りに到着していないが
そのときには
気高い風に あなたも気づくのでしょう

 

 

゜.*

純粋な祈り


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神は いない
と考えるとき

 

神は いないのだ
とおもう時 わたしは

 

もしも神がいるのであれば
もしも いるのであれば

どうぞ神よ

神よ どうぞ あなたが健やかで
しあわせでありますように

 

と 祈るのです

 

 

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ただただ 恩恵を受けるための願いを

むける相手がいないのだと

ほんとうはいないのだと

 

そう感じた瞬間に
この内側から溢れてでたのは
いないはずの相手への

 

もしもいるのであれば
ただただ どこかで健やかで
おってください
という

願い

 

それだけに

 

 

゜.*

鷹山賞児童作品展 授賞式☆゜


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  鷹山賞児童作品展 の 授賞式に行きました。

娘9歳は 七戸町長賞で、七戸町長さんから授与されました。

わたしも、普段まったく履かないパンプス(足がむくんでキツい)で、

足の指先や骨が死にそうになりました(*´ω`*)


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 審査の講評も、展示した絵の下に置いてあり、とても嬉しい内容でした☆゜

 

 

 授賞式の後で、軽食の立食パーティがあり、娘はケーキや果物を食べ

普段は飲めないコーラを、意を決して飲んでいました。炭酸が強くて飲みにくそうでしたが。



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   良い経験になったと思います(о´∀`о)

 

  

娘9歳が制作中の かるた。

どんな文がつけられているかは、なんとなくわかりますね   ⬇


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 ゜.*

入賞しました ー 娘9歳の絵

 


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娘9歳が、今年の夏休みに描いて提出した、夏休みの図画作品。

県内の図画公募(鷹山賞児童作品展 /七戸町立 鷹山宇一記念美術館 公募)に応募していたのだが

その絵が、七戸町長賞に入賞した✨

授賞式(11月11日(土))では、二番目に呼ばれる予定なようだ。

 

1年生、2年生と、同じ公募に応募して、続けて入選したのだが、

そろそろ入賞したいー、と娘も言っていた。

(3年生時はパワハラ担任の件の関係で娘のヤル気がゼロだったため絵は描かなかった。

パワハラ担任はしきりに、○○さんは絵がいいと思うんですよ!と公募を勧めてくれていたが、娘が「描いてやらない」と言って。結局描かなかった。)

 

しかも娘は今回は本当~に頑張ったから、

入賞できて良かった(о´∀`о)

 

絵のタイトルは「奥入瀬渓流の森」

審査の講評は

「写実と抽象の組み合わせで 奥入瀬の木立、木漏れ日、渓流の音、草のゆれる音、森からの合唱を聞かせる表現に、作者の独創性を感じます。」

とのことでした☆゜



入賞・入選作品の作品展は、11月12日~。

今年は、744作品の応募があり、入賞は28作品、入選は74作品とのこと。
良かったね、娘👍❤

 


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最近、お正月に向けて、自作かるた を作り始めた娘9歳。


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⬆「の」から始まるらしい