青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

ある小学校の学級崩壊③「もし自分が逆の立場だったら」ー担任が原因で不登校3名、行き渋り多発、抗うつ剤処方、摂食障害



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「 もしじぶんが、反対の立場だったら どうか 」



  ⬇ 以前の投稿  なんとなく






  9月21日の、学校側主催の保護者集会は「無事」終了しました。


  最近、学校関連の行事が近づいたり、学校にかかわる作業があると
  お腹をくだすようになってきてしまい、○露丸飲んでばかりです(;´д`)

  じぶんから始めたようなモノなのに、自分の弱さを実感する日々。


  
  昨日は、娘の通う小学校のバザー(兼 授業参観)でした。
  
  いつにも増して、担任の口角があがり、高らかな声が「さわやかに」
  教室に響いていました。
  
  子ども達も、教室の後ろに立っている親たちを、嬉しそうに振り返り見ながら
  今日ばかりは「絶対に」担任の先生は怒ったり責めてきたりはしないのを
  わかっているから、発言もできたり、授業は順調にすすんでいました。


  本当に、まったく、わるくない。
  担任の先生はまったく、子ども達が報告してくるような恐ろしい面を
  微塵も感じさせない、見せない。
  なのに、実際、子ども達は不登校になり、通学困難になったり、
  行き渋りや、不眠、精神不安になっている。


  担任は時々、わたしと目が合う。
  なにかを確認するような、こちらの目の奥の「自分への評価の位置」を
  たしかめるように。

  不登校寸前になっている子の親御さんは、この日、担任にしきりに
  追いかけられていた。
  「ちょっとお話しいいですか?」と、何度も話しかけられているとのこと。

  不登校寸前のため、担任が早いうちに対処したいのだろう。
  親御さんのほうは逃げていた。
  本気では児童のことを考えていないのが、あきらかに見えるからだと。


  そして私は同じクラスの、担任から責められてもいないし泣かされてもいない児童の
  親御さんと話す機会があり、うっかり喧嘩寸前になってしまった。
  
  彼女は言う。

  「担任は子ども達のためにすごく一生懸命、頑張ってくれている」
  「今の子どもは弱い。もっと厳しくするべき。うちは相当きびしくしている」
  「がんばってはいるだろうけど、不登校や行き渋りの子どもも親も、
  もっともっと自分達が努力すべき」

  「人はそんなに変わらないから、担任は努力してるから、ゆっくり見てあげて
  時々校長と話し合い、少しずつ担任の改善を見てあげて、そうしているうちに
  新学年になるから、そうしたら担任も違う先生になるから、そうなったらもう
  大丈夫でしょ」
  「わたしは関わりたくない」

  と。

  不登校や行き渋りで、毎日1日1日、1分1分が、どんなに苦しく辛い状態になっているか
  何事もない人たちの毎日とどんなに一日が違うか。

  
  朝、学校に行かそうと、叱ったりもしてきたし、あまりのことになだめたり
  なぐさめたり、話をきいたり、これまでの5ヶ月の間、様々頑張ってきたのを私は
  聞いてるから、親御さん達が泣くのを見てきたから、我慢ならなかった。

  彼女が言うのは分からなくない。

  歩みより、お互い理解をすすめ、和解して、改善。

  わかる。わかるけど。



  昨日、帰宅して数時間後。
  ふと娘に聞いてみた。

  今日の授業参観の授業は、いつもと同じ?いつもあんな感じ?

  「違うよ。ぜんぜん違うよ。先生の顔も、言葉も言い方も違うよ。」

  「目がカッと開いてて、口がものすごい への字みたいで、喋るときは
  半分の月が横になって、下が平らで上が への字みたいになって、笑わない」

  と、娘。

  あの常に口角が上がった表情は、意識して「努力」しての状態なのか。

  大体、人というのは裏表あるし、外部の人には良い表面を見せるものだけど
  だけど


  同じクラスの子は、
  「お母さん!いつも授業参観みたいだと思ったでしょ?いつもはぜんぜん違うからね」
  と言われた、と親御さんが言っていた。


  普通、子どもでも、授業参観の時は、先生は親に向けた余所行きな態度をすることは
  わかっている。
  わたしも、子どものとき、特に疑問にするでもなく、わかっていることだった。

  それは、自分の親もそうだし、わざわざ問題にするようなものと感じてなかった。
  
  
  よっぽど、違うんだろうか。いまの担任は。
  最近は警戒して、大声はあまり出さなくなったらしいが、相変わらす
  叱責していて授業時間が終わってしまうことがまだあるようだ。

  担任が じぶんを見るだけで、怯えて萎縮しているような子は
  昨日の授業参観にもいた。


  親が見る限り、担任はまったく落ち度がなく、良い先生であり、感じも良い。
  昨日もやはりそう思えた。

  なのに、子ども達は、どんどん精神面が衰弱したり不登校や行き渋りになり
  先生がおっかない、あの先生おかしい、怖い、と言って泣く。


  例の、担任を擁護する保護者は、
  「学校にこれるようになってきてるんでしょ?良くなってきたんだよね」
  「だんだん担任にも馴れてくるんだよ。先生も努力してるから、進歩だよ」

  と、言っているが、ここまで来たのは、私たち(その保護者は最初の保護者会に不参加)
  が、動いたからであって、私たちが努力したからであって、子どもが
  頑張ったからであって、担任のお陰ではない。


  関わるのを拒否して、親や子どもからの聞き取りもしないで、何も知らないままで
  よくそんなことを、
  と、学校の廊下でうっかり大のオトナが喧嘩するところだった。

  途中できづいて、話を変えたりしてみたか、相手はすぐに話を戻してきて
  担任をやめさせるのはよくない、とか、親も子どもももっと努力しろだとか。
  
  どんなに現状をつたえても疑って、そこまでになってるなんて話きいてない、と
  こちらが把握している現状さえ聞かない。


  あげく
「そんな簡単に先生変えてたら、これからも嫌な先生にあたったら、そのたびに 嫌だから変えちゃえっ!てなるよ」と彼女。

  これにはほんとうに、本音を言うと、ハラワタ煮えるって感じでした。


  私は「そんな風にならないよ。こんな、よっぽど酷い先生そんなにいない」と返答したのですが。

  よっぽど じゃなければ 誰が、保護者全員にコツコツ電話して説明してまわったり、
  頭下げたり、要望書作成したり、保護者会開いたり、担任や校長を相手に 
  こんなシンドイことするんだ!? 

  簡単にだれでも やれて、楽に担任を変えられるとでも思っているのか?
  と腹が立って。

  実態も見ず、調べず、行動も取り組みもしないから、簡単に
  こんな頭の中の安易な想像を、口にする。



  この彼女が、どんな子ども時代をすごし、どんな経験をして生きてきたのか
  わかりませんが、私がこのような考え方をするようになったのにも
  彼女がこのような考え方をするようになったのにも、お互いにそれぞれ
  本人には責任はないのかもしれないから
  
  そういう考え方もある、と  思うようにします。

  しかし
  別れた後、身体からエネルギーが絞りとられたように脱力してしまった。





  クラスの全員が同じ思いや意見をもってるわけはない、というのは承知している。
  こういうことも、あるんだろうと、予想はしていた。
  しかし私にとって、何ぶん始めての取りくみであるから、こんな風になるのも
  自分で自分を許容しようと思う。

  でないと、落ち込みと体調低下がひどい。




  9月21日の保護者集会の様子を書きたかったが、気持ちがまとめきれないので
  次回にします。


  コメントで、励ましやアドバイスや、有力情報をほんとうに
  ほんとうに!ありがとうございます(´;ω;`)ジワ

  感謝いたします。




  ちなみに、新鮮タイムリーな内容は、私のツイッターに日々あげています。
  何ぶん 呟きなので、グチや文句も多々ありますが、先日の保護者集会のことは
  タイムリーに投稿してあります。
  もしもお時間ありましたら、お気軽にのそいてみてくたさい(’-’*)
  ありがとうございます


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