青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

兆し


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あれから 季節がひとつかわる頃だが
わたしはまだ 神様のはなしをしている

 

季節がかわる笛のことを
知っているだろうか

 

毎年 あそこの空を南に向かってゆく
氷河色の御三方のことは
知っているだろうか

 

今年はまだ
この辺りに到着していないが
そのときには
気高い風に あなたも気づくのでしょう

 

 

゜.*