青いインク壺

 日々写真詩-『妖精・精霊・詩』

フォト短歌 2


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  あれが青春だったと言うから、

     あの日飛べなかった自分にイマ泣く

 

 

 

#短歌 #フォト短歌 #写真詩

 

 

*.゜☆・

  これまでに自分が作ってきた詩の形や

  使ってきたフレーズや表現が、短歌になることで

  存在感アップするように感じて、リメイクしてみました。

  ブログ同士で交流していただいているtigeraceさんが、以前に言って

  くださった一言で、なるほど👀❇️と思い、まずは詩ではボンヤリ

  していた(本当はすごく大事なフレーズ)を、なんとか伝えたい形で

  31文字にしてみました。

 

  でも、短歌をいきなり詠むことがまだできなくて、一旦、詩として作って

  そこから短歌にする、しかできずにいます😊💦

 

  短歌の勉強の本を購入したり、気になる歌集を探して読んだり、

  作風が片寄らないように、短歌の雑誌も見てますが、どうにも🍵

 

  基本は視覚派な人間なので、必ず、写真や色や画が必要です。

  本当は、いくつかまとめて短歌を並べたほうが良いと思うのですが

  画や写真の中に、短歌を一首、にしました。

 

  ちなみに、通常の、短歌を縦書きで何首も並べてある状態が

  行間の感情のせいなのか、見ると気持ちが悪くなるのです(致命的)

  横書きなら大丈夫なんですけど。

  困ったものどす😰

 

 

  

  

  

 

 

  

  

ひとひとり


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顔の筋肉ひとつ動かしてはおらず
だからどこも耐えてはおらず
目も瞼も素直にそこに居(お)るというのに

いうのに

 

開いているだけの瞼の奥から
知らずのうちに涙がツゥーと
ツゥーと流れていると気付き

 

それは  衝撃や混乱や悲しみや絶望に囲まれている今だけども

涙はちがうだろと呟くが  人なのだ

 

人なのだ

 

・*゜。

昇らない螺旋


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  お腹ね
  すごく空いてるのに
  食欲が無い
  けど  お昼ごはん食べた

  なんか今日はいろいろ
  色々もう シンドイなぁ
  ってなってきて
  胸の奥がキュウッてなって
  目が浸水して
  座って息してるのも
  面倒くさくなって
  部屋が少し、
  さむくて
  空気が
  水色
  で
  泣いた

 

  48なのに
  26のときと変わってないの
  覚えとけ

 

 

 

  ・.゜*。

不思議


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どうしてこの時期に
火の点いたストーブの前に立っている11月の夜にどうして
夏の向こうの空に大いに盛り上がる
入道雲が見えるのか
あれは熊野の海の広い空に積まれた入道雲なのか
それとも海も山も見えない東京の
建物の遠く向こうに見えていたものなのか

歌集を読みたい
と思っていた所の不思議

 

 

しかし思いきって本を買って
後悔すること
しないこと

なんだかもうその本がやたらと欲しくて

堪らなくて堪らなくてどうしようもなくて
ふーふー 言っちゃうような感じのときは
大体は買って後悔すること多いのも

あれ不思議

 

 

読みたい歌集が探せない
どれと決まってはないが
甘ったるくなくて詠まれている世界が狭くなくて
ハンサムな短歌が良いのですが
おすすめは ありますでしょうか

 

 

ちなみに好きな色は
青です

いちじくの実や、ざくろの赤も好きです
歯で噛み締めて、赤く内出血した唇のような

 

 

*゜.・